妄想と認知と視野のお話
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
皆様は良きアルティメットライフをお過ごしでしょうか。
僕は2016年からはほとんどアルティメットをしてません。しかし、この1年程嫌というほどアルティメットについて妄想を重ねてまいりましたので、これからしばらくはそれを小出しにしていきたいと思います。
とりあえず今日は認知に負荷をかける話をしましょう。
アルティメットは相手がいるスポーツですので、自分たちがいかに上手くやるかと同じぐらいに、相手をいかに失敗させるかが重要です。極論すれば全セット相手をミスらせれば負けることはないです。なので相手をミスらせることを狙いましょう。
基本的にこのブログでは認知判断実行のフレームワークに従って来ましたが、今回もそれで行きます。なぜなら楽だからですね。
さて、仮に相手チームにミスをさせるとすると、認知・判断・実行のどの段階に負荷をかけるのが良いのでしょうか。私は知りません。なので順番にやっていきましょう。今回は認知の段階での失敗について。
正確な認知を妨害できれば、その後のプロセスにも影響は出るはず、ということで最近流行り?の認知負荷。相手の認知プロセスに負荷をかける方法はいくつかありますがその一つが視界のリセットですね。
それまでの連続した視界を、無理やりリセットしてやることによって、認知のやり直しをさせ全てを遅らせてしまおうというやつです。
簡単な例としては背中取りが挙げられます。
ディフェンスしているプレーヤーの背後に回り込むことによって視界から外れ、認知できない存在となりえます。更に当該ディフェンスが振り向いてしまえば、今度はそれまで見ていた方面でのプレー(おそらくディスクが絡む重要なプレー)を見逃すことになってしまいます。
あともっと簡単なのは浮いたディスクですね。ディスクが浮いて上を向いてしまえば、見えないところだらけになります。そのまま上ばっか見てるとディスクが落ちてくる頃にはみんな思ってたのと全然違うところまで移動してるので、頭の中全部やり直しですね。なのでロングとかハンマーいいですね。
あと視野リセット以外にも認知すべき情報を増やすってのもありますね。動く人数が多いとか、謎の掛け声とかで認知負荷を上げてやればその後の判断ミスにも繋がってくる気がします。
まあ新年1発目はそんなところで。
あ、これは2年ぐらい前に見た良い背中取りです。
では。
これもいい背中取り pic.twitter.com/xQjcwJQgQ0
— 河野岳 Gaku_Kono (@skythief) 2015年4月6日